大野将平「三つのかわいそう」停学事件で「柔道を辞めたい」と漏らした過去も

大野将平「三つのかわいそう」停学事件で「柔道を辞めたい」と漏らした過去も

 男子柔道界に待ちに待った二大会ぶりの金メダルです!
 8月8日(日本時間9日午前)に行われた男子柔道73キロ級で、大野将平選手(24)が見事金メダルを獲得しました。おそらく柔道の大野将平選手のことを知っていた人はそんなに多くはなかったと思います。なのでさっそくググッてみたのですが、大野将平選手を調べてみると「かわいそう」というワードがちらほら出てきます。今回は、見事金メダルを獲得した男子柔道・大野将平選手の『三つのかわいそう』に迫ってみたいと思います。停学事件で「柔道を辞めたい」と漏らした過去もあったそうです。

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大野将平のかわいそう(その1)体操男子に話題を持って行かれた件

 正直、私もこちらのほうが気になっていました。予選4位と出遅れていた男子体操の団体戦。絶対的エースである内村航平選手が鉄棒でまさかの落下があるなど、注目度は半端無かったはずです。そして今朝、ラジオ体操から帰って来てテレビをつけると、↓のツイート画像のシーンが放送されているではありませんかっ!!

 実は、ラジオ体操に行く前にスマホを見た時に既に大野将平選手の金メダルのニュースは知っていました。「スゴいじゃん!柔道良かったね~」と嬉しい気持ちでラジオ体操に向かったのですが、帰ってきて↑のニュースを見て正直、大野将平選手の金メダルのことはすっかり忘れてしまいました(笑)。このようなことが今朝の日本の至る所であったと思います。ツイッターを見てみると「かわいそう」というツイートがちらほらありました。

 今朝はタイミング的に金メダルの獲得が被ってしまいましたから確かにそういう面では「かわいそう」ですが、後々は別々に報道されるでしょうし、とにかく男子柔道界でようやく取れた金メダルですので、これはこれで大きなニュースであることは間違いないです。むしろ、今日の夜のスポーツニュースなどでは「男子体操団体”金”」と一緒に取り扱ってもらえるので、逆に「おいしい」のではないでしょうか(笑)。

大野将平のかわいそう(その2)天理大学時代の停学事件

 さて、ここからは真面目な話になります。実は大野将平選手は、天理大学の柔道部時代に暴力事件を起こしてしまい、停学処分と全日本柔道連盟からは三ヶ月の登録停止の処分、強化指定選手からも外されてしまったのです。当時三年生で主将だった大野将平選手。最初は4年生の部員4人が1年生の部員10数人に対して、顔を平手打ちするなどの暴力を行ったとされていたのですが、追加調査の結果、1年生1人の顔を2回、平手打ちしたことが判明してしまいました。大野将平選手の言い分としては「力を入れて練習してほしかった」そうですが、「全柔連が暴力行為を排除しているなかで心から反省しています」とコメントしています。

 確かに格闘技系のスポーツは多少の暴力はあると思うのですが、それがエスカレートすると大きな問題になるんですよね。個人的には二回の平手打ちくらい大したことないと思うのですが、「暴力」という括りで言うとそうなってしまいますので、時代の背景的にも問題視されてしまったのだと思います。この件は若干「かわいそう」な気はします。この事件で母親に「柔道を辞めたい」と漏らしたこともあるという大野将平選手。停学処分中は実家に帰省し、小さいころに通っていたスポーツ団に稽古を付けたりしながらもう一度自分を奮い立たせたといいます。

大野将平のかわいそう(その3)日本柔道の重圧

 柔道は日本のお家芸。金メダルが当たり前の厳しい種目ということは周知の事実だと思います。監督の井上康生さんはリオオリンピックに向けて選手に対して以下のように言っていたそうです。

「我々は金しか目指さない。会見でも豪語しろ。強い思いがあるからこそ究極の世界で戦って勝負できる」
(引用元:Number 907号)

 この記事を書いている時点(8月9日)では、大野将平選手が金メダルを獲得するまで女子も合わせは全て銅メダルばかりでした。ただでさえ井上康生監督から「一番金メダルに近い男」とプレッシャーを掛けられていた上に、他の選手達が銅メダルに苦しんでいる状況がさらにプレッシャーを大きくしたと思います。金メダルをとった瞬間も「やっと安心できました。ホッとした」と語っている通り、そのプレッシャーは半端無かったはずです。この状況には私もさすがに「かわいそう」だと思いました。ジャーナリストの木村太郎さんも「銅メダルをとって謝るのはもうやめにしましょう」と言っていましたが、その気持も確かにわかります。

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この話題の裏側を考える

 私の好きなスポーツ誌である『Number』にアテネ五輪の柔道100キロ超級金メダリストである鈴木桂治さんのコラムが掲載されていました。そこには、まさに今回取り上げたテーマ「日本柔道の重圧」に関することが書かれていました。

「五輪は楽しむ舞台じゃない。楽しくないんですよ、五輪って。記憶もほとんど残ってない。金メダルを取ったアテネ五輪でも、うれしかったという気持ちはあっても楽しかったというのはない。本気で柔道をやってきて、金メダルを目標にやってきたら、楽しいはずがないんですよ」
(引用元:Number 907号)

 私は小学生6年間、ずっとサッカーをやってきました。当時のコーチがものすごく怖くて、毎日が嫌で嫌で仕方なく、練習の前は胃がキリキリと痛むこともしょっちゅうでした。失敗をすると容赦なくビンタが飛んできて、耳がキーンとなったのを覚えています。私の性格もあると思うのでが、試合で点を決めても今回の大野将平選手のように、まず第一に「外さなくてよかった~」とホッとする感情が最初に来たのをよく覚えています。鈴木桂治さんが言うように、試合を楽しむなんて考えは毛頭ありませんでした。

 しかし最近になって柔道はわかりませんが、少なくともサッカーの世界では「楽しむ!」ことが重要視されつつあります。私の息子も今まさに小学生でサッカーを習っていますが昔のように試合中コーチが怒鳴り散らすようなチームはほとんど見ません。手を出すなんてもってのほかです。
 何が正解なのかわかりませんが、私は今のサッカー界で言われている「楽しむ」という考え方って、正直甘い気がするのです。本気で世界を目指しているのなら、楽しいはずなんかないという思いを再認識しました。私も柔道界も古い考え方なのかもしれませんが、日本の柔道が未だに世界のトップレベル(サッカーでいうブラジル?)をキープ出来ているのは、このような厳しい伝統が受け継がれてきたからなのかもしれないな…とふと思ってしまいました。

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