市川海老蔵の三つの過ち!小林麻央の命を奪った民間療法の気功とエセ医学

市川海老蔵の三つの過ち!小林麻央の命を奪った民間療法の気功とエセ医学

 2017年6月22日。2年8ヶ月もの闘病生活の末、小林麻央さん(享年34)は天国へと旅立ちました。
 今その闘病生活を振り返ってみると、夫・市川海老蔵さん(39)は三つの過ちを犯していたといいます。あの時、病院での再検査を急ぎ、標準治療を受け入れていれば…。小林麻央さんの命を奪った気功などの民間療法やエセ医学を拒絶すべきだったのです。詳細を御覧ください。

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市川海老蔵の三つの過ちその一:再検査の遅れ

 小林麻央さんはブログを開設した当初、次のような後悔の念を綴っていたのです。

あのとき、
もっと自分の身体を大切にすればよかった
あのとき、
もうひとつ病院に行けばよかった
あのとき、
信じなければよかった
あのとき、、、
あのとき、、、
(引用:小林麻央のオフィシャルブログ 9月4日抜粋)

 2014年2月、小林麻央さんは人間ドックを受けた際、左乳房にしこりが見つかります。精査が必要ということで虎の門病院で診察を受けると腫瘍が見つかったのです。そして、ここで話に食い違いが生じるのですが、虎の門関係者は当時のことを次のように語っています。

「全く問題がなさそうなら半年後と言うのですが、白黒はっきりしないので”3ヶ月後に来て下さい”と伝えたのです。彼女のブログには<「授乳中のしこりですし、心配いらないですよ。半年後くらいに、念のため、また診てみましょう」と言われました>と綴られていますが…」
(引用:週刊新潮 7月6日号)

 ところが、多忙だった小林麻央さんは受診が遅れてしまい、再検査を受けたのはそれから8ヶ月後だったのです。これが一つ目の過ちとなったのです。

市川海老蔵の三つの過ちそのニ:標準治療の拒否

 再検査ではガンが見つかり、針生検の結果、脇のリンパ節への転移が確認されたといいます。虎の門関係者の話によりますと、再検査が遅れたとはいえ、この段階で治療に取りかかっていれば5年生存率は90%超だったといいます。しかし標準治療を勧めたものの、小林麻央さんと市川海老蔵さんは首を縦に振らなかったそうなのです…。
 この標準治療の拒否が二つ目の過ちとなったのです。

 標準治療とは、ガンのタイプとステージを見て、手術と放射線、抗がん剤にホルモン療法、さらには分子標的治療薬を組み合わせて治療していくものです。小林麻央さんの場合は、先に抗がん剤治療を行ってガンを小さくしてから手術という方法も考えられ、たとえ乳房を温存できなくても”再建”という手段もあったといいます。なぜ標準治療を拒否したのかは不明ですが、どうしても乳房を失いたくないという女心の切なさゆえのことだったのでしょうか…。
 一部では三人目のお子さんを望んでいたのではとも言われています。抗がん剤の投与が行われると薬の影響で排卵機能が停止し、そのまま機能が戻らないこともあるようですし、ホルモン療法も、その後の妊娠への影響が懸念されるそうですから、なかなか治療に踏み切れなかったのかもしれません。ここで夫・市川海老蔵さんが心を鬼にしてでも標準治療を行うよう説得出来たらよかったのかもしれませんが、なかなか難しいものがあると思います。

市川海老蔵の三つの過ちその三:民間療法・気功

 そして三つ目の過ちは民間療法である気功です。

 市川海老蔵さんはかねてより女性風水師やゲイの占い師に傾倒するさまが報じられてきました。おそらくそのようなスピリチュアル寄りの行状が気功療法を手繰り寄せた可能性は否めないようです。実際にネット検索すると”気功でガンが小さくなった”などの情報が少なくありません。特に末期がんを宣告され手の施しようがないと言われた人が多いようです。
 では、気功療法とはいったいどのような施術が行われるのでしょうか。週刊新潮には実際に気功療法を主宰する人物の話が掲載されていました。

「ベッドで仰向けの患者さんに私の掌をかざして気を通していきます。大きなエネルギーが通る背骨の真ん中を目がけてね。結局、すべての物質は波動から成っている。病気になるのは身体の波動力エネルギーが落ちているから。シータ波が…」
(引用:週刊新潮 7月6日号)

 このように気功の力で本来備わっている免疫力を高め、ガンの増殖を抑え込むのだそうです。しかし、小林麻央さんには効かなかったようです…。

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小林麻央さんの病状は悪化の一途を辿った

 市川海老蔵さんの三つの過ちの結果、小林麻央さんの病状は悪化の一途を辿ってしまったのです。
 そんな中、2016年2月。小林家と縁の深い医師に麻央さんがこのような状況に陥っている事が耳に入り、”とんでもない”と言って繋がりのある聖路加国際病院に入院させたのです。その時、既に虎の門での標準治療を拒んでから1年4ヶ月が経っていました。
 聖路加の関係者の話では、その時すでに小林麻央さんは瀕死の状態で、リンパ腺がコブのように腫れあがっていたといいます。成田屋関係者の話でも、乳房から膿が出るほど悪化していたとのことでした。食べ物が腐ったようなすえた臭いがきつくなり、ガーゼを頻繁に取り換えなければならない状況だったらしく、いずれにしろ入院せざるを得ない段階まで来ていたようです…。

 しかし、聖路加病院では”医師と夫婦側のコミュニケーションが不調”だったとの理由で手術には至らず。再びバトンは小林家と縁の深い医師に戻ります。そして北島政樹国際医療福祉大学名誉学長などのはからいもあって、慶應病院でQOLの手術が行われたのでした。この時の様子は↓の記事に記載しています。
>小林麻央の手術が成功で余命よりもQOLを優先!ブログで奇跡を誓う

 そのQOL手術のお陰で市川海老蔵さんも”夏(を越すの)は絶対無理だと思った”と語った夏を越え、秋、冬、春を迎えるまでに至ったのです。

足を引っ張るエセ医学

 昨今”セカンドオピニオン”という言葉が広まったことで、より自分に適した治療を受けられる選択肢が増えてきました。しかし一方で、ネットが普及したことでさまざまな情報が溢れるようになり従来の「標準治療」があたかも「最低限の治療」と誤解され、お金さえ払えば”スペシャルな治療”を施してくれるゴッドハンドを持つ医者がいるかのような情報も増えてきているのです。筆者の母はガンが発覚したときはステージ4の末期で、筆者も藁をもすがる気持ちでいろいろな本を読み漁った記憶があります。世の中には当時の筆者のような心理につけ込んだ『切らずに治す身体に優しいがん治療』『免疫力でガンを治す』『ガン自然治癒力アップ』などのエセ情報が蔓延しているのです。
 このような情報が本当にエセ情報なのかは分かりません。世の中には本当にガンを切除せず免疫力や自然治癒力で直した人もいらっしゃるのかもしれませんが、筆者の母も小林麻央さんも無理でした。ある芸能関係者が次のように語っています。

「麻央さんのがんが発覚した前後に海老蔵さんが知り合った人の中に、切らないでがんを治す自然治癒や免疫療法を提案する人がいたそうです。しばらくはその人の方針に従って、数百万円の治療費をかけたと聞いています」
(引用:女性セブン 7月13日号)

 海老蔵さんも悔やんでも悔やみきれない心境なのではないでしょうか…。

小林麻央さんの闘病生活まとめ

 最後に、小林麻央さんの闘病生活を時系列にまとめてみました。

2010年07月29日:海老走さん、麻央さん、ご結婚
2011年07月25日:長女・麗禾ちゃん誕生
2013年03月22日:長男・勸玄くん誕生
2014年02月09日:人間ドックで左乳房に腫瘤を発見。精査し3ヶ月後の受診を言われる
2014年10月某日:左乳房にパチンコ玉のようなしこり。すぐに診察を予約
2014年10月11日:検査の結果、脇のリンパ節への転移も発覚。標準治療を提案される
2015年11月01日:勸玄くん、歌舞伎座にて初お目見え。麻央さんも付きそう
2016年06月09日:海老蔵さんが麻央さんの乳がんを記者会見で公表
>市川海老蔵が小林麻央の乳がんを会見で告白「公になったホッとした」
>小林麻央と海老蔵をフライデー「夏まで持たない」と宣告されていた!を検証
2016年09月01日:麻央さん、ブログ「KOKORO.」を始める
2016年09月20日:ガンが肺や骨へ転移したことを告白
2016年10月01日:慶應病院でQOL手術を行ったと公表
2016年10月01日:麻耶さんと子供達の運動会に参加
2017年01月06日:放射線治療の再開を報告
2017年01月12日:胸に皮膚転移、お腹にも同様の可能性が判明
2017年04月22日:再々入院
2017年05月11日:鎖骨下の血管に点滴用のポートを埋め込む手術を実施
2017年05月26日:ガンが顎に転移したことを告白
2017年05月29日:在宅医療に切り替え。自宅に戻る
2017年06月22日:永眠

 誰しも”私はまだ大丈夫”という気持ちが心の何処かにあると思います。ましてや麻央さんは30代でしたから、最初は軽く考えてしまうのも無理は無い気がします…。でも悔やまれますね。

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この話題の裏側を考える「”たられば”を言えばキリがないが…」

 今回は市川海老蔵さんの三つの過ちとして書きましたが、これはもちろん小林麻央さんの意見も反映されてのことだったと思います。そして、結果として小林麻央さんは亡くなってしまったのですが、その時その時で全力で決断した結果ですから、今さら”たられば”の話をしても仕方ない気もしました。
 しかし一方で、冷静になって過去を振り返ることも重要かと思います。今回の三つの過ちは、誰だって犯す可能性が十分あるレベルの話です。世の中には綿密な研究やデータに裏付けられた最新の治療法から、根拠に乏しい民間療法まで、膨大な情報が散乱しています。ほんの限られた一例が大々的に話題になることで、これまでの治療法が一切否定されるようなブームになることもあります。我々に必要なのは、これまでの統計や調査、研究の上に立った正確な情報を取捨選択し、都合がいいだけの耳あたりのいい不確かな煽り文句に踊らされないことではないでしょうか。
 最後に、小林麻央さんのご冥福をお祈り致します。

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コメント1

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. By hide

    素晴らしい文章です。
    内容の真偽は分かりませんが、おっしゃる内容は凄く理解ができます。

    私は医者です。
    ある時期、国の新薬承認(標準治療を含め)にも関与したこともあります。
    そこでは、本当に真摯にその薬の効き具合を検討しています。
    審査が遅いという批判もありますが、逆に言えば慎重に国民のことを考えて審査をしています。

    今は、そのような仕事を離れて、地方で外来をすることがあります。
    患者さんから「…というサプリメントがいいと聞いたのですが」と聞かれます。
    私の立場では、医薬品とサプリメント(健康食品?)に関しての公的な検討の度合いは全く違うことを知っているのですが、そういう食品を欲しがる患者さんの存在に、医者の力の限界を感じることがあります。端的に言えば、私の治療に満足しきれていないのでしょう。ただ、相談してくれた時点で、まだ救いはある(私のことを信じてくれている)ので、気長に付き合っています、が…

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