それいゆ(高山市)の事件で30代男性が犯人と特定も逮捕出来ない理由とは

それいゆ(高山市)の事件で30代男性が犯人と特定も逮捕出来ない理由とは

 岐阜県高山市の介護施設「それいゆ」で、7月末からわずか半月の間に三人が死亡、二人が負傷した事件がありました。そしてその五人全ての介護に関わった人物が一人だけいたのです(30代男性のA氏)。そして全員ともA氏が勤務していた2階の認知症患者だったということで、しかもA氏は事件後に自己都合退職していることから犯人はほぼA氏だと特定されつつあります。
 高山市では赤十字病院と並んで知らぬ者はいないという介護施設で一体何があったのでしょうか。そして逮捕出来ない理由に迫ってみたいと思います。

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高山市の介護施設「それいゆ」で起きた事件と30代男性の言い分

 まずは岐阜県高山市の介護施設「それいゆ」で連続的に発生した死亡事件を簡単に振り返りたいと思います。それぞれの事件の記述のところに、犯人では?と特定されている30代男性が週刊文春に疑惑を否定した内容も記載しました。

①7月31日【死亡】
→門谷富雄さん(80)が食べ物を喉に詰まらせた状態で発見(窒息死)

「食事の介助をしていたのは確かに自分。『(食べ物を)詰まらせたんや』って言えば自分の責任になりますし…。食事が終わった後に、戻したものが詰まったとか、まあいろんな(可能性がある)」
(引用:週刊文春 9月7日号)

②8月06日【死亡】
→石本きん子さん(93)が深夜に仰向けに倒れていた。頭を強打したようで翌7日未明に脳挫傷で死亡

「6日は夜勤でした。二人態勢で石本さんに最後に関わったのはもう一人の職員です。血を流している人が倒れているなんて凄い驚きました。そのときにパッと頭を触ったら(骨折した石本さんの頭部が)ブヨブヨの状態というか」
(引用:週刊文春 9月7日号)

③8月12日【死亡】
→中江幸子さん(87)入浴後に体調を悪化させ、病院に搬送されるも翌13日に死亡(肋骨が肺に刺さった外傷性血気胸)。家族は中江さんの首や胸に赤いあざの痕があるのに気づいていた。

「その日、僕は、朝7時から午後4時の早番。患者の移乗をしたり、おむつ交換は午後2時頃。(移乗の際は)腕とかは触りますけど、胸が骨折するような強いやり方をした記憶ってのはないですね。理事長の話では、お風呂のときになった(外傷が加わった)可能性が高いって言ってたけど、僕は入浴の介助はしていない」
(引用:週刊文春 9月7日号)

④8月15日【重症】
→91歳の女性が肋骨を骨折
⑤8月16日【重症】
→93歳の女性に肺挫傷が見つかり入院

 以上の事件を受けて8月17日、介護施設「それいゆ」から通報を受けた岐阜県は立入検査を実施し、事件性があると見て岐阜県警が捜査に乗り出します。そして8月23日に高山市の高山署に特別捜査本部が設置されたのです。一番犯人に近い人物として特定されているA氏は、これらの疑惑を全否定しています。

犯人の特定は難航!逮捕はまだまだ先か

 週刊現代の記事にこの事件の捜査関係者の話が載っていたので読んでみると、警察の捜査はやや後手に回っているとのことです。詳細な理由は明かされていませんが、大きな要因としては、監視カメラが故障していたり、施設の記録がきちんと残されていない点が挙げられていました。
 週刊文春では計8台設置されている防犯カメラのうち4台が故障していたと報じられています。しかも元「それいゆ」職員の話では、事件のあった二階にあるサービスステーションにはモニターが二つあり、一つのモニターで4つのカメラ映像を見ることが出来るようになっているといいます(計八ヶ所)。しかも赤外線カメラなので深夜の暗闇でも鮮明に映る高性能なものだそうです。「故意に壊そうとしなければ壊れないような機材でした」と語っており、ということは犯人が故意に壊した可能性もありそうですね。
 そして、認知症の場合は入所者同士での暴行などもあり得るとのことで、誰が誰に何をしたという事の特定が非常に難しい現場なのだそうです。
 聴取はまず先に施設関係者から行い、重要参考人として特定されている30代男性の聴取はこれからだということです。これは犯人逮捕まで長期化するのは間違いないと思われます。

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30代男性とは一体どんな人物なのか

 警察が犯人とほぼ特定しつつある30代男性のA氏は一体どのような人物なのでしょうか。いろんな情報を集めてみるとちょっと変わった人物のようです。

・高校卒業後、職を転々としていた
・約二年前に介護業界に転職
・「それいゆ」は二つ目の勤務施設
・ももクロとモー娘。のファン
・飼い犬の名前はあやか(ももクロメンバー)
・携帯の待受けや着信音はアイドル一色

 と、ここまではその辺にいそうな感じの人物なのですが、「それいゆ」の前に勤務していた老健施設の関係者は次のように語っています。

・感情をコントロールできない
 →突然怒り出して車椅子を蹴っ飛ばす
・気に食わないことがあると大声で文句を言う
・問題行動が相次ぐので夜勤のシフトから外された

ケンカが絶えない家庭だった

 30代男性のA氏の自宅前には『これ以上の取材にお答えする事はありません』『防犯カメラ作動中』と物々しい掲示がされているといいます。その近隣住民の話によりますと、A氏の自宅では家族同士のケンカが絶えず、窓ガラスが割れる音が聞こえることがたびたびあったそうです。
 週刊文春には一度だけ妹をボコボコにして警察が来たことがあるとも書かれていました。何があったのかは分かりませんが女性にしかも”妹”に手を出すとは考えられません…。

「それいゆ」自体の評判もよくなかった

 冒頭では飛騨高山で有名な「それいゆ」と書きましたが、実は「それいゆ」自体、あまりいい評判はなかったようです。

・スタッフの出入りが激しい事で有名
・いつも求人募集をしている
・給料もよくなかった
・理事長が従業員の気持ちを蔑ろにしていた
・『あそこに入れると認知症になって帰ってくる』と噂
・入所者を人間扱いしてくれない
・亡くなった後、体中にあざが見つかった

 確かに普通の一般企業でも、常に求人募集をかけている会社はブラックだとか噂になりますからね…。人づての情報は伝言ゲームでどんどんネジ曲がって伝わりますから、全部が全部本当ではないと思いますが…。

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この話題の裏側を考える「介護施設での虐待はどこにでもある?」

 今から三年前、川崎市の有料老人ホーム『Sアミーユ川崎幸町』で80〜90代の入所者3人が相次いで転落死したという事件がありました。犯人が逮捕されたのは事件発覚から約一年後で、ホームに勤務していた職員だったそうです。理由は「介護の仕事にストレスがたまっていた」と語っています。
 マンツーマンで入所者を介護している時、目の前で誰かが見ているわけではありませんし、証拠も残りません。なので施設も完全な防止策は不可能でしょう。常に人手不足なため多少資質に欠ける人間であっても雇われている現状もあります。そもそも高齢者が終末期を過ごす場所であるため”死”というものが日常的にある環境です。そのような閉塞的環境が虐待の背景にある気がしますし、「それいゆ」で起きた事件は氷山の一角なのではないでしょうか。

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